ゆとり通信

もうすぐ社会に出るゆとり世代育ちのブログ。

プレゼン初心者がプレゼンしてて思ったこと

 

プレゼンって怖い。

聞いてくれる人の前に立つとそう思う。

 

プレゼンする対象が自分の発表内容に興味関心を抱いていたら、余程酷いプレゼン出ない限り聞いてくれる可能性は高い。 

だけど、もしオーディエンスがこちらに関心・もしくは知識がない場合、そうはいきません。退屈で寝るかもしれない。「はよ終われや…」という冷ややかな目線を向けられるかもしれない。

そうなると、こっちが早く終わらせたくなりません…?

 

先日、大学で卒業論文発表会がありました。

自分の通う大学は学部が1つしかない大学(単科大学)で、各専攻あたりの人数が非常に少ない。専攻内のゼミの所属人数となればもっと少ない(1桁台)。

※ちなみに大学の売りは「教員の目が各学生に行き届く少人数指導」みたいな、よくある感じ。

 

そんな小さな大学の小さな専攻なので、僕の属する専攻は毎年、専攻全体で卒業論文についてプレゼンをします。

ここで問題なのは、1つの専攻と言えど、自分の研究分野について知っている人が少数派ということ。特に自分のゼミは他と明らかに研究内容が異なるため、毎年発表者はどう発表するか悩みます。

具体的に書くと、自分は教育学部なのに文学の研究をしているゼミ。

なんで教育学部行ったの?って質問はやめてください!!

 

そんな多少の逆境(?)でのプレゼンをどう乗り切ったか、振り返ってみました。

先に断わっておくと、自分はプレゼンを今までほとんどしてこなかったし、またプレゼンに関する本も読んだことありません。

あくまでもプレゼン初心者が「あ、なんか上手くいったかも」、みたいな感触をまとめたものになってます。

 

ではまず、ポイントは以下の通り。

⑴ 全体像の提示

⑵ 見やすいパワポ

⑶ 笑えるポイント作り

⑷ 発表内容への理解・愛

 

ではそれぞれの説明をしていきますね。

 

⑴ 全体像の提示

聞き手側がこちらの発表内容に疎い場合、「〇〇についていきなり話します!」ってのはまずい気がする。

 

よくアニメやドラマの1話だと、話の中で主要人物の大まかなパーソナリティや世界観が説明されることが多い。

あれだ。あれをプレゼンでもしよう。いわゆる5W1H的な。

あれ無しで物語が始まってもなんのこっちゃなので。

(たまに無しでスタートするものもあるけど)

 

どんな発表でもざっくりでいいから、

時間に関する導入:「〇をテーマにこういう流れで説明します」

軽い背景知識の導入:「〇〇というのは要約するとこういうものです」

 

この2つがあると多少はついてきてもらえるのではないかと思います。

 

 

⑵ 見やすいパワポ

パワポ使用時、やたら文字の多い人がいる。

引用等を提示したりで仕方ない側面もあると思うけど、提示したとこで聞き手は多分読み切れない。スクリーンが前に1枚だけの場合だと、後ろの人は本当に見えないことも。

 

そしてそれをダラダラ全部読む人。

そこで大事なことはなんなのか、示してあげた方が聞き手には親切な気がする。

 

賢い人、発表内容への理解が深い人は情報てんこ盛りでも着いてこれると思います。

だけど、そうでない人にはしんどいかも。

 

だから、意識したのは以下3点

・字は少なく、大きく

・色は少なく

・1シートに詰め込み過ぎない

これで何について今はなしているか、だいぶすっきりしました。 

 

 

⑶ 笑えるポイント作り

プレゼン内容にも寄るかもですが、

やっぱり何事も面白いに越したことはない。

笑いを取れたらなお良い。雰囲気が良くなるし、眠い人も目が覚めるかも。

 

自分はたまにプレゼンで笑いを取ろうとする。ウケを狙う箇所は一応事前に考えます。

何というか、とりあえず興味を持ってもらうとっかかりが欲しいのです。

 

自分の発表で面白い点はどこか、

日常生活との関連性、

「こういうのあるよね〜」的な話…等など。

 

特に導入のパートでは割と自由が効くと思うので、伝え方次第では笑いが取れる気がする。(割と真面目な場だから少し面白ければ笑いが取れるのかもしれない。漫才する場で少し面白いだけじゃ、だめだけど。)

 

自分の場合は文学作品の研究なので、

ストーリーをざっと紹介する際に、ストーリーにツッコミを入れてました。(もちろん真面目に研究内容についても話します。)

割と興味持って貰えます。

 

芸人みたいにドッカーン!と笑いを取るのは相当難しいです。けど、空気を和らげるくらいの笑いは誰にでも取れる!

(普段おもんないヤツ扱いされてる自分でもできたので。)

 

さて、今までの3点、どれも大事ですが

最重要かつ不可欠なのは…

 

⑷ 発表内容へ理解・の愛

これだと思うのです。

 

内容をどれだけ噛み砕いて説明できるか、

面白いところを見つけられるか、

そもそも発表者の前向きな姿勢が見えるか。

RADWIMPSのボーカル野田洋次郎が以前、

自分の作品に感動できるかが大事

みたいなことをTwitterで言ってた気がする…(遠い記憶ですいません)

 

要するに発表者がまず楽しもうということで!

 

 

 

以上、プレゼン初心者の思ったプレゼンのポイントでした!